旅が好きで、コロナ禍前は

月一で何処かに出かけていた。

それも必ず飛行機に乗って。

実にバブルだった。

国内はもちろん、海外へも一人で出かけた。

全く英語がダメなのに、無謀である。

韓国へ行った際は、滞在先のホテルがある街まで

バスで行ったのだが、

韓国訛りの英語で全く理解できず。

「みょんどん！みょんどん！」

とだけ繰り返し、なんとか辿り着いた。

本当に英語がダメで、

ヒヤリングもスピーキングもできない。

曜日すら危うい。

英語できる人を尊敬する。アメリカ人とか。

それはさておき、ハワイからの帰りの飛行機で

ハワイのビールとのお別れを楽しんでいた。

うまい。もう一本飲もう。やっぱりうまい。

と言うのを繰り返して8本目になった時、

えらくガタイのいい男性アテンダントさんが一言。

「Your very strong‼︎」

英語だが、これはわかる。強いって言ってるんだ。

恥ずかしくなってテヘペロ状態。

返す言葉は出なかった。

スピーキングは出来ないが、さしずめ

アルコールキングと言ったところだろう。

恥ずかしさでおかわりが言えなくなったのが、

心残りだ。