2022/02/24 08:23


昨日はガラス愛について書いた。

なぜガラスが好きになったのか。

見た目の美しさもあるが、

その儚さに魅力がある。


飾るだけなら気を使わないが、

ガラス製品の取扱は、世話が焼ける。

購入して持ち帰る時、それは一番気を使う。

小樽の北一硝子が好きだが、

関西まで持ち帰るときに、

飛行機に乗らなければならない。

お店の人は「必ず手荷物で機内に」と

念を押して言う。


その日、かなり大きめの花瓶が私を呼んだ。

床に置いて、長さが膝の上くらいある。

持って帰るのは骨が折れる。

散々悩んだが、連れて帰ることにした。


さて、飛行機に搭乗したのは良いが、

どこに収納すべきか。

割れ物は上部の荷物入れに入れてはいけない。

困り果てて、結局、抱き抱えることにした。

すると、CAさんが包み紙を見て

「ガラスですか?こちらへどうぞ」

と、空席を案内してくれた。

空席に置いて、シートベルトをかけてくれた。

一人旅の帰路は、帰りには二人になった。

その節はありがとうございました、

ANAのCAさん。


儚いものについて書こうと思っていたら、

溢れるガラス愛について語ってしまった。

明日こそ、書こう。