2022/02/25 04:41


昨日は溢れるガラス愛に、

表題を奪われてしまった。

今日こそ書くぞ。


淡く儚いものたいえば、

何を思い浮かべるだろう。

あなたが思い浮かべたものは、

きっと私が好きなものだ。


子供の頃、海水浴に連れて行ってもらった。

道中、車の中から道路に光るものを見た。

そう、逃げ水だ。

走っていくとそこにあるはずの水溜まりはなく、

また先の方に光る水溜まりが見える。

不思議で仕方なかった。

その不思議なものを大好きになった。


虹の根元を探しに出かけたこと、

しゃぼん玉を追いかけたこと、

打ち上げ花火をいろんな角度から見たこと、

全てが、淡く儚いものを

永遠のものにしたいという

気持ちからだったのかも知れない。

だが、淡く儚いものは、

すぐに消えゆくから美しい。

子供の頃、消え行きそうな体型だった私が

今こうしているのは、

美しくないからかも知れない。