2022/03/12 04:55

今まで何百社応募しただろうか。

下手な鉄砲カズーチャ当たると、

乱れ打ちしてきた。

もうどこの企業に応募したのか、

訳がわからなくなっている。

落ちて当然だと思っているので、

突然面接の連絡が来ると、

何の仕事だったか覚えていない。

当然面接ではしどろもどろになる。

勤務地と業務内容と時給しか見ずに

応募しまくっているからだ。

そんな私に志望動機なんて聞いても、

企業が納得する回答が返ってくるはずがない。

そして落ちるのだ。


もう一つの問題に、

極度のあがり症というのがある。

面接が始まった瞬間に、それこそ

頭が真っ白になり、何を話しているか

わからなくなる。

自分でもわからないことを言っているので、

相手に伝わるわけがない。

よほどのことがない限り、受からない。


そんな私に、ある時、企業の人事課で

勤務する男性と出会いがあった。

最初はメールでやりとりしていたが、

意気投合したので会うことになった。

ファミレスで食事をしたが、

これがまた、会話がつまらない。

一方的につまらない話をしている。

心の中で「知らんがな」と繰り返していた。

その日はそれで別れた。

次の日、お食事のお礼メールをすると、

定型文が返ってきた。

それはまさに「お祈りメール」であった。

私生活の交流で、面接に落ちたのだ。

かなりくだらない男性であったため、

何とも思わなかった。

あとで聞いたら、嫁に逃げられて、

離婚も出来ずに暮らしているらしい。

「でしょうね」

と思った。

くだらないんだもん。本当に。

思い出しただけでも嫌な気分になる。


気分が悪くなったので、

この辺で失礼する。

皆様の今後のご活躍を祈りつつ。