2022/03/16 06:58

自他共に認めるパチスロ好きである。

暇さえあればパチンコ屋にいる。

だが、パチスロにハマったのは割と最近で、

20歳くらいの時にパチンコを

やらなくなって長年やめていた。


20歳の頃は兄が健在で、

二人でしばしばパチンコを打ちに出かけた。

まだ100円単位で遊べる時代だった。

負けても少額、勝っても少額。

本当に楽しくて打ちに行っていた。

兄は超がつくほど優しくて、

勝った時の半額をくれる約束をしていた。

毎回。なんていいやつなんだ。

なんで死んでしまったんだよー!


それから

「デパートの制服で昼休みにパチンコを打つ」

と言う暴挙に出たが、

流石に気が引けてやめた。


それから数十年。

喫煙所目当てでパチンコ屋に寄った。

同行者がパチンカスだったので、

渋々やってみた。

その日のことは覚えてない。

負けた気がする。


最近は街中でタバコを吸えるところがなくて、

一服するのに苦労していたが、

パチンコ屋ならどこにでも喫煙所がある。

そうして店に寄っているうちに、

「少しやってくか…」

と、パチスロを打つようになった。

何度か勝った経験が出来、

次第にパチスロ目的で通うようになった。


メダルを入れる→ボタンを押す→レバーを押す→ボタンで止める→当たったらランプが光る→揃える


という、本当に単純で単調な作業だが、

何故か面白い。

勝てば嬉しいが、少し負けた程度なら、

「遊べたからいいか」

と思うくらいだ。

流石に大敗した時は機嫌を損ねるが、

勝つ時も多いので、そんなには落ち込まない。


パチンコ屋には、お年を召された方が沢山いる。

それも23:00近くなっても。

そして、本当におばあちゃんな方が、

パチスロで目押しがバッチリなのを見ると、

すごくカッコ良く見える。

私もあんな老人になりたい。

もう孫とかは見ること出来ないから、

カッコ良いババァになりたい。

まぁ、そこまで生きてればの話だが。