2022/03/18 07:11

思春期になり、私にも「女の子」が来た。

初めて来た時は戸惑ったが、

保健体育で習っていたこともあり、

母親に報告。

赤飯を炊いてくれたかは忘れたが、

ここから苦悩が始まった。


まず、生理用品を買ってくれなかった。

理由はわからない。

でも、当時はそれが当たり前だと思っていた。

自分のお小遣いで買うことにした。

小学生ながら、痛い出費だった。


トイレにゴミ箱を設置してくれなかった。

処理に困り、細かく切って、

トイレに流していた。

そのせいで、何度か詰まらせたこともあった。

でも、ゴミ箱は設置されなかった。


見かねた友達が、生理用品を

恵んでくれることもあった。

ゆりちゃん、その節はありがとう。


時期を同じくして、みんなが

ブラジャーをつけてくるようになった。

最初の一着は買ってもらった気がする。

それ以降、買ってくれることはなかった。

またお小遣いから買うことになった。

何の不思議もなく、自分で用意していたが、

お小遣いでは安物しか買えない。

友達の着けている、レースの下着が羨ましかった。


高校生になり、すぐにバイトを始めた。

夜の16:00ごろから22:00まで、必死に働いた。

おかげで綺麗な下着も、

服も買えるようになった。


大人になって、それが異常だと知った。

普通は親が用意してくれると。

虐待だったのだろうか。

よくわからない。

この手の話は沢山ある。

また書こうと思う。