2022/04/07 06:31

転職回数がとんでもない数だが、

その都度研修を受けてきた。

若い頃は良かったが、

年齢を重ねるごとに、

段々と物覚えが悪くなってきた。

それでも何とか頑張って、

若い子には負けないと老体に鞭打っている。


今から5年くらい前だろうか。

とある企業に派遣で勤務した。

この頃の記憶があまりないのだが、

この職場に昨日ブログに書いた、

銀行員時代のパワハラ上司にそっくりな人がいた。

更に、業務を教えてくれる先輩は、

お局を絵に描いたような人だった。

おそらくその二つが原因だろうと思うが、

職場ですっかり萎縮してしまい、

簡単な業務をなかなか覚えられずにいた。

すると、上司に呼び出された、

どうして覚えられないのかと責められた。

頑張ります、と言ってその場は収まった。

しばらく経って、まだ業務を覚えられないでいた。

すると今度は、

「◯◯さんが業務を覚えられない件について」

という、部内会議が開催された。

集団で責められる。

更に萎縮。

何故か業務が全然頭に入ってこない。

とうとう三回目の呼び出し。

次の日から、仕事に行けなくなってしまった。


当時の記憶力の悪さは、

精神的なものが大きかったと思う。

現在の記憶力の悪さは、

単なる老化だ。

ああ…暗記パンが欲しい。

そう思う春の日であった。